10円の救世主

バス通学してる僕。地元の停留所で降り、自販機でジュースを買おうと思った。財布を見ると10円玉が多かったので、当然のごとく使い切ろうと思う僕。11枚投入した時、あと1枚が無いと気付く!「ここまでの地道な苦労が台無しになるのか…」と自販機前で肩を落とす。すると、ガッカリする姿を何処で見ていたのか、バスの運転手さんが「金はいくら足りないの?俺が出してやるから!」と突然現れた。

こうして、思わぬ救世主の登場で10円をおごってもらった僕。人が困ってる時に声を掛けてくれる。値段じゃなくて、その行為が本当に嬉しくて温かい。

ただ、10円が足りないと分かった時、実は財布の中には100円があった。投入した10円を全て戻すのも面倒くさかったので、今回は運転手さんの行為に素直に甘えさせてもらった。ちょっぴり良心が痛むけど、運転手さんありがとう☆