目の前の世界

自分の目の前にある世界。その世界で人は生きてる。教室の中で約80人に混じり、問題集を解く・・これが今、僕の居る世界。“就職”という将来をかけて皆、必死。もちろん、僕も。

ふと思った・・「今、自分の居る世界は小さいのでは?」と。
日本の人口と比べても80人なんて小さなもんだし、世界なんてもっともっと広い。よく考えたら当たり前だよね。でも、こんな当たり前のことを普段から意識してる人はどれくらい居るのかな?

外見や考え方の違い、時には理由もなく周りと境界線を引かれ、学校や会社という小さな世界の外へ追いやられる。
そして、きっと本人はこう思う・・「自分は嫌われ者だ。一生、同じ思いをするんだ」って。
でもさ、本当にそう?例えば学校であればクラス、もっといえば少数の友人グループという小さな世界に属さないから、一生それが続く?そんな小さな世界で簡単に“自分”を決めたくないよね。

爆笑問題の太田は高校時代に友人が一人も居なくて、誰とも喋らず周りから孤立してたらしい。高校という小さな世界ではそんな彼が今では日本中の人々を魅了するコメディアンになってる。
自分という人物は確かに目の前にある、狭い世界で決められがちだけど、まだまだ知らない自分もきっといるし、「こんな自分をこの先待ってくれてる人が居るかもしれない」と思うとワクワクする。思い詰まった時に広い視野で物事を見れれば、世界が少し違って見えるかも。新たな自分を発見できる出会いを見つけよう☆

深夜の語りベ、こうきでした。