慰霊祭

万世特攻平和会館(南さつま市)で行われた慰霊祭に出席してきた。きっかけは去年の春に僕が書いた特攻隊員についてのコラム。このコラムが新聞に掲載され、コラムを見た平和会館の館長が連絡をくれ、平和会館の機関誌にもコラムを書くことになった。こうしたつながりで慰霊祭の招待状が届き、今日初めて出席した。

全国から隊員の遺族の方々も出席し、北海道札幌市や馴染みのある静岡県富士宮市から来ている遺族もいた。遺族を代表した挨拶では特攻で兄を亡くした方が、兄の遺書が家に届いた時の様子を話した。なす術も無く泣き崩れる母親…ドラマでもなんでもなく実際にあった話で、こうした光景が亡くなった隊員の数だけあったと考えると胸が痛くて涙を我慢してた。周りからはすすり泣く声も…。

平和の尊さと隊員の方々への敬意を込めてこの日記を書いてます。どうか安らかに…。