さかうえけんいちサン

先日、鹿児島県出身のシンガーソングライター、さかうえけんいちサンのアコースティックライブに行ってきた。場所は喫茶店でさかうえサンが唄う前に地元の方々がライブをしてた。地元の方々のライブはしっとり唄う人がいれば、『更年期障害』をテーマにユーモア溢れる曲を披露するおじさんバンドもいて、バラエティーに富んで面白かった。

メインアクトのさかうえサンの印象は、失礼な言い方だけど唄ってない時は気の良いオッチャン…でも、マイクの前に立てばオーラが半端じゃない!体を丸めハーモニカに覆い被さるようにしてギターを弾く姿勢が、たまらなくカッコ良かった(興奮)!
本人は「自分の唄は暗いと言われる」と話してたけど、僕はその世界にグイグイ引き寄せられてた。メロディーや詞に加え、曲の世界観をさらに引き立てる歌い手の生き方や人柄が大事だと改めて感じたし、それが今の自分に足りないものだと思った。やっぱりプロは違う。アコギと歌声があれば成立する世界。だからこそ奥が深い。


オープニングで演奏したバンド、フレンズとのセッションの写真。中央の人がさかうえけんいちサン。

ライブの合間と終了後に少しだけ話す機会があった。今の僕の年齢とほぼ同じ年齢で初めてオリジナルを作ったらしく、その話には驚いた。もっと、もっと音楽の話をしたかったな〜〜

やっぱりライブは最高。静岡で自分の演奏を聴いてもらっていたと振り返ったとき、その幸せを噛みしめながらも、ゾッとしたりして(笑)…
いつになるか分からないけど、小さなステージにまた立てれば良いな。その日に備えて歌い続けようと、自身の気持ちを再確認した日だった。