どうか安らかに…

この記事を書くか否か考えたけど、今の自分の気持ちを素直に書こうと思う。

先週末、知人が亡くなった。21歳、早すぎる死。去年の9月に富士へ行った時にはギターを抱え一緒に富士駅で唄い、ぽすとの路上も聞きに来てくれた…結局、これが最後の日になってしまった。今でも彼女の歌声と笑顔は憶えてる。

彼女に何があったのか、今となっては知る由もないけど、どんな形であれ失った命は二度と戻ってこない。今の僕には彼女が安らかに眠れるよう、願うことしかできない。もう会えないと思うと寂しくて、当たり前のように過ぎる日常に違和感を感じる。体の奥底にズーンと鉛がひっかかっているようで心が重たい。

人間、いつ命を亡くすかわからない。人は嫌なことがあった時、明日を夢見て自分を励ますし、良いことがあっても「明日はわからない」と気を引き締め、柔軟に『明日』を使いこなす。それは幸せなんだと改めて思った。

どんなことがあっても、恥をさらしても、みっともなくても、生きる理由なんて見つからなくても、命続くかぎり生きていこう。毎日を懸命にとはいかないけれど、とにかく生きていきたい。それが僕の気持ち。


一緒に唄えて楽しかった。どうか、安らかに眠って下さい。