手紙

憲くんから手紙をもらった。ソロアルバムの感想が書かれた手紙なんだけど、嬉しかった。誰よりも長く僕の声を隣で聞いてくれた人で温かいメッセージが嬉しかった。音楽を始めるきっかけを作ってくれた人で、一緒に歌うようになってからは、遠慮しあう事もあったし、言い争う事もあれば、熱く語ったこともある。憲くんは抜群に歌がウマくて、俺はいつも「自分の存在」に悩んでた。そんな俺を「最高の相方だよ」と温かい言葉で励ましてくれたり、ゲキを飛ばして引っ張ってくれた人。そんな相方だから手紙に書かれた言葉を俺は信じようと思う。憲くんの曲も楽しみにしてるよ!

今回のCDはずっと音楽を続けたいと思うきっかけになった。曲としての評価はすごく低かったけど、CDを通して自分という人間を少しでも好きになってもらえたり、受け止めてくれる人がいるとわかったから、本当に作って良かった。ヘタクソなのは痛いほど分かってるけど、自分で作った曲はこれからも大事にしていきます。“歌い手”としてはダメでも、人間としてもっともっと成長できるようになりたいし、音楽だって自分を好きだと言ってくれる人の想いを忘れずに、ずっと歌っていきたい。こんな事を思えるCDになりました。本当にありがとう。


話は変わり、明日は親友マサの県リーグ最終節。「人に何を言われても俺は自分の信じた道を進む」とフットサルにかける情熱はとてつもないし、いつだって前を向くマサのプレーがすごく好きだし、見ていて胸が熱くなる。一緒にプレーした事もあるけど、本当にうまいし、いつも強烈な左足で点を取ってた。県リーグでプレーできることも凄いのに、仕事終わりの練習だったり、朝練だったり常にプレーヤとして成長するために行動してる。中途半端が嫌いだからいつも全力。強くなるために選んだ道で悩むこともあったけど、今こうして夢だった舞台でプレーしている。本当に凄いよ。自分の道を突き進む強さもあるけど、仲間に対する思いやりも絶対に忘れない、人間としての魅力がある奴。俺と同じ気持ちで彼を応援する人も多い。どんな道を歩いても、どんな舞台でもその熱い気持ちがあれば、きっと追い風が吹いてくれると思う、明日も全力でプレーしてください。健闘を祈ります。