見舞い

今日、いとこの姉ちゃんの見舞いに行ってきた。脳腫瘍で今月から大きな病院に入院することになった。小さい頃からずっと世話になってて、自分にとっては実の姉と思ってるくらい。いつも明るくて会話が大好きで、音道のCDを作った時にはスグ、買ってくれて福岡の友人にまで売ってくれたり、宣伝してくれた。最近では年末・年始に一緒に餅つきをやったばかりだった。

正直、どんな顔して会って良いのか、どんな言葉をかけていいのか、わからなかった。姉ちゃんはいつものように明るくて、ホッチキスで仮止めされた傷口を見せて笑った。お見舞いに来る人数が多すぎて、看護士に怒られてみんな笑ってた。
一方で俺は無理して明るく振る舞ってるんじゃないかとか、そんなことばっか考えて笑顔でいるのが精一杯だった。毎日片道2時間以上かけて病院へ見舞いに来る旦那さんやおじちゃん、おばちゃん、心配してるばーちゃん、弟の飯のことをすごく心配してた。「旦那がすごく頼りになる」って言ってたし、旦那さんが来たらすごく安心してた。やっぱり旦那さんの笑顔が一番効くんだなってすごく思ったし、強い絆で結ばれた夫婦は本当に凄い。

結婚して2年、まだ33歳。口に出さなくてもみんな「どうして?」って思ってる。俺には何もできないし、何をしていいのか、今でもわからない。こうして日記で書いて本当に良いのかって思う。でも、一番不安なのは姉ちゃん。出来るかわからないけど、俺は落ち着いて、うろたえず姉ちゃんの話を聞く事ができればって思います。きっと、良くなるって信じてます。自分の気持ちを落ち着かせるために書きました。