徒然草


“他に勝ることのあるは、大きなる失なり”< span>


古文の問題で吉田兼好の『徒然草』を解いていて、気になった一節。ずっしりと響く言葉だった。なぜなら、「人に負けないものがほしい」と強く願ってる自分がいたから。

要は“慢心がある=心の中に多くの欠点がある”ということで、本当にひとつの道に長けている人は自己満足せず、慢心も持たないという、よく耳にする話なんだけど、人に勝るものを持ちたいと願い、人に勝るものもない上に慢心ばかりある僕は人間としてまだまだ小さいなぁ…と痛感。

そして、もうひとつ、“人に勝るもの=個性”だと勘違いしていたことを今頃になって気付いたなう(笑)

なんか、文章理解の勉強で自分まで見つめ直してしまった。かっこいい人間への道のりはまだまだ長いけど、絶対にかっこいい人間になってやるぜ!