どうぞ安らかに・・・

7月17日(水)18:48に、いとこの寛子姉ちゃんが息を引き取った。

夕日に染まる海がすごく綺麗な病室で、寛子姉ちゃんの顔は穏やかだった。あと12日経てば誕生日を迎えられたのにね・・・


一人っ子の僕には本当の姉のような存在。時には「余計なお世話だッ!」って思うこともあったけど、小さい頃からお世話になってた。

今日は葬儀。最後のお別れやその他諸々あって、先ほど帰宅。
帰り道に病院の前を通った時はオレンジ色の夕焼け空と海がやっぱり綺麗で、「寛子姉ちゃんはこの景色を再び見ることは出来ないのか・・・」と考えると、悲しかった。


病気が見つかってからの2年半をいつしか振り返ってた。。いくつか日記にも書いたけど、その中には紛れも無く生きている寛子姉ちゃんや、病気と闘う家族がいた。


正直、ここ数日は慌ただしくて、何が何だかわかっていない。
家に行けば、寛子姉ちゃんが何くわぬ顔してテレビを見てるような気さえする。そして、互いの親の話や仕事の話、それから「夏に何処へ行こうか?」とか・・・そんな日々がずっと続くと思ってた。


毎日、献身的に付き添って看病していた旦那の真さん。結婚生活の半分以上は病気との闘いだったのに、いつも優しくて、辛い顔なんて一度も見たことがない。僕が心から尊敬できる人。
今日でさえ気丈に振る舞っていたけど、僕にはその姿を見るのが辛かった。
真さん、本当にありがとう。寛子姉ちゃんは真さんが旦那で幸せだったと誰もが思ってる。


寛子姉ちゃん・・話したい事や渡したい物、一緒にやりたい事がまだまだあったから、とても残念です。どうか天国からじーちゃんと一緒に皆を見守っててね。今までありがとう♪ゆっくり休んでください。