四十九日
今日は寛子姉ちゃんの四十九日の法要だった。
僕はスーツで出席したけど、普段着ないせいか、着せられてる感がすごくて、鏡を見ながら「30歳にもなって全然似合わないなぁ」とツッコんでしまった(笑)
きっと寛子姉ちゃんにも笑われてるな。
今日はずっと寛子姉ちゃんの事を考えていた。小さい頃からの思い出も僕の名前を呼ぶ声も鮮明に思い出せる。またあの頃に戻りたいな・・
そういえば、弟の拓ちゃんが両親や親戚の皆を気遣うようになった気がする。今まで寛子姉ちゃんがやっていたことをやってくれてるのかも。
目には見えないけど、色々なものが少しずつ変化してきてる。
寛子姉ちゃんのこと、ずっと忘れずにいよう。改めて誓った一日だった。