避難所運営

台風が我が町に直撃することが予想されたため、16日(土)から17日(日)まで、とある地区の避難所運営に従事することになった。

14時から自主避難者を受け入れる予定だったが、施設では9時前から5名の高齢者が既に避難していた。
避難者は先月上旬の台風のときに避難してきた方々だったので、全員見覚えのある顔だった。

夜にはさらに避難者が増え、不謹慎な言い方だけど、避難所が少し賑やかになった。
避難してきたおばあちゃんに聞けば、普段は1人暮らしで、こういう時はいつも以上に心細くなるらしい。でも、避難所に行けば、友人もいて心強いのだそう。そして、こういう場でないと、友人たちと一同に会って、話す機会も無いのだとも話していた。
これはおばあちゃんに限ったことでなく、今回の避難者のほとんどが似たような境遇で同じ気持ちなのだともおばあちゃんは言っていた。

避難所がコミュニティの場になることを、わかっていたつもりだったけど、直接話を聞いて実感した。、

被害がないことを祈りながら、避難所運営に従事した。
台風が過ぎ去り、天気が回復した頃に避難者が全員帰宅し、避難所は閉鎖。

帰り際に、避難者の方々が、「色々とありがとうね」と声を掛けてくれたとき、とても嬉しかったし、無事に見送ることができたことに、ホッとした。

あまり寝ていないので、今日はゆっくり眠ろうと思う。