花火のはずが・・・

今日は地元の花火大会。しかも、今年から夏の開催から秋の開催になり、期待度もかなり高いとの噂もあった。八代の花火大会を断念したのもこの日のため!
そんな花火への意気込みとは対照的に僕の体調は最悪。昨日からの喉の痛みは熱を招き、倦怠感でいっぱいだった。それなのに朝から葬斎場での供養祭、昼は市民駅伝のスタッフと体を休める時間が無かった。

夕方に解放され、花火を楽しみにしてる藍子が来るのを待つだけ。でも、体調は今朝よりも悪化してる。この状態なら花火を見に行けるかどうか。。
藍子の悲しむ顔は見たくない・・・こんなことなら午前・午後の用事を断れば良かった、とも思うけど頼まれたことを断るわけにはいかない。
それが僕の変なポリシー。無理をした自分が悪い。それなら午前・午後と同じように無理をしてでも藍子を花火に連れて行くべきだと思う。
それなのに体が動かない。結局、愛する人との大事な約束を果たせなかった。しかも記念日なのに・・・。本当に大事なことは何なのか?自分を責めた。

藍子は嫌な顔をせず、僕のためにネギと山芋たっぷりのそばを作って、食べさせてくれた。食欲は無かったけど、ツルッと食べられて美味しかった。
申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、やはり傍にいてくれると安心するし、いつも以上に甘えてしまう(笑)
たった4時間の滞在だったけど、とんぼ帰りで大変だっただろうな。でも献身的な看病のお陰で、翌日には体調も少し回復してた。

藍子、本当にありがとう。そして、花火見に行けなくてごめんね。