救急車

19日(土)の夜中2:30頃、布団から起き上がろうとするときに、なんとなく頭に違和感を覚えた。とりあえず、トイレに向かって歩き出すと、めまいがしてふらつく、まっすぐ歩けない。乗り物酔いしたような感覚が襲ってくる。凄く怖かったので、とりあえず冷静になろうとベッド戻り、横たわり、携帯電話で時刻を確認。めまいはとれず徐々に右の後頭部が冷たくなってくる感じがした。不安も大きく、動機が以上に早くなり、手の平には多量の汗、目の前がかすみ、意識が遠のいていくような感じした。「やばい、死ぬ。」「このまま死にたくない」って本気で怖かった。震える手で救急車を呼んだ。症状・名前・住所を伝え、気付けば、か弱い声で「助けてください」と訴えていた。言葉はとてつもなく早い心臓の音が聞こえ、遠のいていく意識にパニックな僕。

「大丈夫ですか?一人で外に出れますか??」との声に、「外には出れそうにないです。」とベッドにうずくまる僕。

外でサイレンの音は聞こえるけど、救急隊はなかなか来ない。すごく長く感じる。どうしよう、どうしよう、と不安になる一方で動悸は落ち着き、意識もあるし動けるようにもなったので、財布と携帯を持って、外へ出る。でも、ふらふらとしか歩けない。

やっと救急車が到着。病院へ搬送。心電図は異常なし。この頃から、症状はかなり落ち着いてきたので、救命士や病院の方々に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。結果、「めまい」ではないかとのことだった。

病院を出る頃には何もなくて良かったと思う気持ちもよりも、皆さんに迷惑をかけてしまったことへの罪悪感の方が大きい。
こんなこと、初めてだったから、本当に怖かった。